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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2009年12月02日

「いやなこと」は、いらない?

瞑想をしたり、日々をすごしている中で、
つれづれと色々なことを考えます。

最近のトレンドは、

「いやなこと」って、いらないのかなあ。

ということです。


昔、「気学(方位学)」にはまったことがありまして
それ何かというと、かいつまんでいえば、
旅行とか引越しとかを、いい方位で行うと
いいことがおきる、っていう風水みたいなもんなんですが

中には、「五黄殺」とか「暗剣殺」とか
意味しんなくても、ろくなもんじゃねーことだけはわかるような
そんな怖い方位もあります。(笑)

でもね、だからといって、絶対に
だめな方位を踏んではいけないかというと
そういうものでもないのです。


昔、あの豊臣秀吉がまだ下っ端だった頃

奇門遁甲という、気学と似た占いを扱う易者が
秀吉の元の運の強さを見込んで、
わざと「五黄殺」の方位を取らせたそうです。

そこで苦労して苦労して、業をはらすことで
この者は大成するだろう、と見込まれたわけです。
「運の強さ」、というよりは、「人間性の強さ」を
見抜かれたんでしょうね。

秀吉がその後どうなったかは、
誰もが知っていますねにこにこ


私、この話が大好きなんです☆

かくいう私も、まだ気学を知らずに
「暗剣殺」
踏んだことあります。それも、効果がより強い、海外旅行で。(笑)
(※どういう方位か気になる人は、ググってくださいねww)

確かに、何かその後数年間は、
色々大変なことがあった気がする。

でも、そのときの苦悩とか、苦労がなかったら
今の自分はないのも、確かなんだな。

いやなことは、そりゃあ少ないほうがいいけど
転んでも起きれば、いいのだよ。


風水もそうですが、こういう、
割と表面の仕組みが簡単に見える類の占いは
「いいことばっかり起こそう」として
使う人が、けっこう目につきます。

数年前に見た2ちゃんねるで

「いい方位に、1ヶ月に1回必ず旅行しているのに、
 ろくなことが起こりません、何が悪いんでしょう」


などと書き込まれているのを見たんですが
それは、その心がけ自体に問題があるのでしょう(^^;
(2ちゃんにマジレスする私も私ですが。(笑))

風水や気学って、運命を好転させるとか、そういうのより
もっと尊くて、深い教えをはらんでいる神聖なものだと
思うんですよねー。


まあそれは置いておいて

占いに限らず、世の中を見ていると
「いやなこと」「不幸なこと」「試練」「失敗」を
あまりに怖がりすぎているなあと思うんです。

うまくいかなくたって、
失敗したって別にいいじゃん。

転んだら、立ち上がればいい。
人間は、それができるのだから、


そんなことを、最近よく考えています。  


Posted by もっくん at 18:11Comments(2)スピリチュアル・コラム